マイナンバー制度をがっつり勉強する

マイナンバー制度の概要、そして詳細を理解することを目的としたブログです。

マイナンバーの桁数は親や兄弟だと連番など近い数字になるの?

f:id:marrige130110:20160126143720j:plain

さて、今回の記事では「マイナンバーの数字の規則性」について考えます。通知カードは世帯主宛に送られていますが、ご家族のマイナンバーを比較してみたことはありますでしょうか?やっぱり家族だから、わかりやすいように近い番号になっているのでしょうか?

答えを言う前に、まず例として電話番号と運転免許証の数字の規則性についてみてみましょう。

 

電話番号や運転免許証の桁数の意味

電話番号や運転免許証の数字にはそれぞれ意味があります。電話番号は市外局番です。ご存知の方も多いと思いますが03であれば東京23区等、043など千葉市などの地域、048だと浦和などの埼玉地域であることを示しています。

運転免許証の12桁にはきちんと意味がある

次に運転免許についてですが、これは知らない方もいらっしゃると思います。免許証の「番号」という項目にある12ケタの番号、特に気にしたことのない方も多いでしょう。実はこれ12ケタそれぞれに、下記のような意味があるのです。 

  • 公安委員会番号(最初の2ケタ)
  • 取得年(次の2ケタ)
  • 各公安委員会の独自管理番号(次の6ケタ)
  • チェックディジット(次の1ケタ)
  • 再発行回数(次の1ケタ)

マイナンバーの数字には意味があるのか?

このように、私たちが普段何気なく見ている数字、気にもしない数字にも、実はさまざまな意味があるのです。

そう考えると、日々まわりの数字を見るのが少し楽しくなりそうですね。

では、このような形で、「マイナンバーの数字にも意味はあるのでしょうか

 

マイナンバーの12桁は完全にランダムな数字で意味はない

結論としては、見出しのようにマイナンバーの数字に意味はなく、個人情報に関連してはいません

12ケタすべてが完全にランダム」なので、兄弟であっても両親であっても番が近くなることはほとんどありません。

ちなみに具体的な決め方は、マイナンバーは住民票コードをもとに、そこから所定の計算を用いて構成されています。そのため基本的にはすべての数字が1だとか、...1、...2のように連番になることもないようにつくられています。

家族や兄弟だからといって同じ番号は構造上はありえない

ですから、タイトルにあるように、「家族だと近い番号になるということもありえません」。

これの利点は、1つの番号が割れた時に、芋づる式にほかの番号が把握されてしまうことを防げる点です

規則性がないデメリットは「覚えづらいこと」

一方で覚えづらいというデメリットもあるかもしれません。ただ、電話番号と違ってマイナンバーはカードを持ち歩けばいいので、基本的には覚えておく性質のものではありません。それに変えようと思っても変えられるものでもありません。今通知カードにある数字が基本的にはこれから使っていく数字です。覚えたらそれはそれで便利かもしれませんが、あまり気にすることはないでしょう。

この点については下記記事にも詳しいのでぜひ併せてお読みください。

 

ゾロ目になる可能性ってどれくらいあるの?

さて、上述のように、マイナンバーで12ケタすべてがゾロ目になるということは計算式上ありえないようです

ただ、末尾を除く11ケタについてはかなり少ない確率ですが、ゾロ目になる可能性はあるようです。総務省が公表している公式の数式を見てみると、その確率はなんと「100億分の1」。本当に本当にごくごくわずかな可能性です。

宝くじで当たるよりもずっと低い確率

パチンコで大当たりが出るのが100~500分の1程度、競馬で3連単を当てようと思ったら約5000分の1、そしてサッカーくじtotoだと一気に跳ね上がって約500万分の1という確率です。これらを見ると、100億分の1というのが、どれだけ奇跡的な確率かわかると思います。

ゾロ目のマイナンバーは貴重だが、特にメリットがあるわけではない

要は同じ数字が並んでいるマイナンバーは貴重なので、そして基本的にマイナンバーは変更することはできませんので、ラッキーだと思って大切にしましょうということですね。

ただ、これも上述したように覚えやすい数字、ゾロ目だからと言って、電話番号と異なり、マイナンバーの場合は大きな利点があるわけではありません。その点は理解しておきましょう。

 

諸外国の番号の決め方

ちなみにですが、マイナンバーに似た制度を用いている他国では、こうした個人番号をどのように決めているのでしょうか

アメリカの社会保障番号には意味がある

たとえば、アメリカの社会保障番号という制度の場合です。戸籍制度がないアメリカで身分証明のための番号として用いられています。この数字の桁数は日本と違い9ケタです。すべて数字で、これまた日本と違って番号ごとに地域と発行グループを意味しています。そのため連番も存在しています。

韓国の住民登録番号にも意味がある

また、韓国では住民登録番号というものが用いられています。13ケタで、こちらも同じく番号それぞれに意味があります。制度としてもこの番号を政府と民間が共有することで行政手続等の効率化を図ることが目的とされており、マイナンバーに非常に似た制度です。このあたり、諸外国の取り組みについては下記記事にも詳しいのでぜひ併せてどうぞ。

マイナンバーで実際に起きた詐欺被害と海外の事例

 

各番号に意味があると悪用される危険性がある 

さて、上述のように日本のマイナンバーはランダム、アメリカ・韓国では番号に意味がありました。これは一長一短ではあると思いますが、実はアメリカ・韓国ともに「番号の漏えいや不正売買といった問題」が既に社会問題化しています。

それはもちろん、数字がランダムかどうかだけの問題ではありませんが、番号だけで個人情報が抜かれてしまうということを避けられるという意味では、ランダムであるというのは利点なのかもしれません。

 

 

以上、マイナンバーの番号についてでした。お読みいただきありがとうございました。