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マイナンバー制度をがっつり勉強する

マイナンバー制度の概要、そして詳細を理解することを目的としたブログです。

まさかマイナンバー個人番号で、戸籍の情報もわかっちゃうの!?

社会とつながるマイナンバー

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運転免許証やクレジットカード、銀行などなど、マイナンバーの活用はさまざまなところまで広がっていくことが検討されています。そのなかで注目されていることの1つが戸籍情報とマイナンバーの連携です。

 

戸籍について

戸籍とは、ご存知のようにその人の家族関係等を記した書類です。これを見れば、どこで何をしていて、どのような人と関係があるのかがおおよそわかります。現代の戸籍制度のもととなったのは、明治5年(1872年)に制定された内容です。

ちなみにですが、本籍というのは戸籍を置いてある場所・住所のことです。これは地名地番があれば、基本的にはどこでも指定することができます。一方、住民票の住所は現在住んでいる場所しか指定することができません。そのような違いがあります。

現在のところ、戸籍とマイナンバーは連携されていません。マイナンバーの目的は社会保障・税・災害対策であるともうたわれていますので、戸籍との連携は実は利用の対象外でもあります。ただ、今後どうなるかという点については不透明でもあります。2018年以降に戸籍とマイナンバーを連携させることを検討しているとも言われています。

 

戸籍とマイナンバーがひも付けられたらどうなる?

では、実際に戸籍とマイナンバーが連携することになったら、私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?

ざっくりいえば、結婚・離婚、遺産相続、パスポート申請など、戸籍関連の情報を必要とする手続きが大幅に簡素化される可能性があると言えるでしょう。

戸籍がひも付けされるということは、その人1人が生まれてから経験したことのほぼすべてが管理される可能性があるということです。結婚しているかどうか、いつどれくらい納税してきたのか、つまりどれくらいの収入があったのか、どこに勤めてきて、資産はどれくらいあるのか、さらにはどこの病院に通っていて、どんな薬を飲んでいるかということまで、そのほとんどをまとめて管理されてしまう可能性があるということです。

プライバシーは大丈夫?

これは戸籍に限った話ではないですが、マイナンバーを考える上でプライバシーについては非常に重要な問題です。すでに議論されているように、1つの数字に多くの情報がひも付けられているマイナンバー、万が一紛失や盗難があれば、自分の個人情報の多くがさらされることになってしまいます。

もちろん、政府としてもマイナンバーのセキュリティ、プライバシーについては留意をしています。また、大手のシステム会社などでも対策ソフトを販売するなど、情報を守るためのさまざまな施策が実行されています。とはいえ、それでも情報漏えいの危険性がゼロになるわけではありません。

戸籍とひも付けられるということは、上述のようにその人のほぼすべてがわかるということです。マイナンバーが漏えいすることになれば、その人のすべての情報が外部に漏れてしまう可能性が出てくるのです。これについて抵抗感があるという人がいるのは自然でしょう。実際、非常に危険だとも考えられます。

 

便利さとリスクの天秤を1人ひとりが考える

しかしながら、すでにある程度の年齢になっている人だと、こうした内容に賛成という人も少なくないかもしれません。なぜなら、長く生きていれば、それだけ行政手続きの煩雑さを経験しているからです。

マイナンバーによって手続きが簡素化されるメリットの大きさ

出生、結婚、入学などなど、大きな節目にはその時々でたくさんの書類や手続き、相談などを必要とします。普段の生活の中にそうした一大イベントが組み込まれたときの大変さやめんどくささというのは経験しないとわからないものかもしれません。特に大変なのは身内がなくなったときです。

死亡届だけではなく、国民健康保険の資格喪失や、年金への死亡届、さらに未払い年金の請求、固定資産税の届出、ほかにも介護保険などがあれば、そうした手続きも必要ですし、民間の保険も、金融機関にも届出を出さなければなりません。こうしたさまざまな手続きの大変さを考えると、マイナンバーと戸籍が連携することで情報が一元化されるというのは決して悪いことでもないと思えるかもしれません。

 

戸籍とマイナンバーの連携については今後も深い議論が必要

いずれにせよ、すでにそうした検討は進んでいます。制度が導入されてすでに3ヶ月が経とうとしていますが、いまだマイナンバー制度に反対している人も少なくありません。彼らがなぜ反対しているのかも見てみると、改めてマイナンバーへの見方も変わるかもしれません。

逆に戸籍との連携によって便利になることを知れば、これもまたマイナンバーへのとらえ方が変わる可能性はあります。いずれにしても、正しい判断をするには、正しい情報を確実に入手して理解することが大切です。

今後、さらにたくさんのマイナンバーに関する情報が発信されるはずです。それを正しく理解するためには、1人ひとりが積極的に関連情報をまなぶ必要があります。正しい判断のために、1人ひとりが自分ごととして捕らえることの重要性を感じます。

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。