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マイナンバー制度をがっつり勉強する

マイナンバー制度の概要、そして詳細を理解することを目的としたブログです。

マイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」がとうとうスタート

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もう忘れている方も多いでしょう、マイナンバー制度における重要な施策の1つであるマイナポータルが2017年1月にとうとうスタートしました。

 

マイナポータルとは何か?

マイナポータルとは、マイナンバーの利用歴等を確認できるポータルサイトです。別名で「情報提供等記録開示システム」と言います。文字通りインターネット上で個々人の記録を閲覧することができるサイト(システム)です。

マイナンバー1つで個人の情報を幅広く管理できる

個人個人のアカウントがあって、そこで自分がいつどんなふうにマイナンバーを使ったとか、マイナンバーの基本的な情報などを管理できるわけです

個人番号カード」を使うことで閲覧できるようになっています。個人番号とは何かということや、ポータルサイトの詳しいことについては、下記記事でも概要と個人番号カードとの関係性を紹介していますので、良かったら併せてご覧ください。

mynumber.hatenadiary.jp

マイナポータルに関する基本的なことまとめ

では、マイナポータルについて詳しい話をする前に、大まかに基本的なことについて箇条書きで紹介していきます。

それだけ読めばざっくりとどのようなものかはわかると思います。もっと詳しいことを知りたい!という場合は、下記をさらに読み進めてみてください。

  1. マイナポータルとは何か?ということについては上記を参照
  2. パソコンを持っていなくても公共機関に設置されている端末で利用できる
  3. 基本的には個人番号カードなしではマイナポータルは利用できない
  4. マイナポータルの利用にはICカードリーダーが必要(自己負担で購入予定)
  5. マイナポータルの本格稼動は2017年7月

 

本格的なシステム稼働は2017年7月頃の予定

上記のようにマイナンバー制度の中でも重要な施策の1つであったマイナポータルですが、1月現在では基本的にアカウント登録が始まっただけで、本格的な運用は「2017年7月頃」を予定しているようです

まずはアカウント登録ができるだけ

現状できるのはアカウントを登録して、それからニックネームや連携用のメールアドレスを登録するくらいです。

ログインには個人番号カードが必要なので注意

後述するように徐々に機能が増えていくのでしょう。ちなみにですが、ログイン時には個人番号カードが必要になりますので、まだもらっていない方は役所で確認したほうがいいかもしれませんね。

もうすでに国民の関心を失いつつあるようにも思いますが、前回の記事でも書いたように徐々に生活の中で存在感が出てくるようになるのだと思います。

mynumber.hatenadiary.jp

ということで、本記事ではマイナポータルでどのようなことができるのか、ざっくりと予習をしておこうと思います。

 

マイナポータルで何ができるの?

さて、このマイナポータルを使うことでいったい何ができるようになるのでしょうか?ざっくり言うと、「下記の6点」になります。

  1. 自分の個人情報を確認することができる
  2. 自分の個人情報をいつ誰がなぜ使われたのかを確認できる
  3. 行政等から個々人に合わせた情報が提供される
  4. 企業等からも個々人に合わせた情報が提供される
  5. これまで煩雑だった児童手当や保育園入園等がワンストップで簡単に申し込みできる
  6. 税金等の公金支払いをネット上で行えるようになる

上記のような内容が2017年から順次開始されていく予定になっています。

一部の人にはとても便利になる可能性がある

上記の内容を見て、あれ、あまり大したことができないなと思われた方もいるかもしれません。確かに児「童手当や保育園入園、それから税金の支払い」等は実際にやっている人間でないとなかなか実感を持ちにくいのかもしれません。

しかしながら、いざ自分たちが経験した方だと、いろいろと手間のかかった作業がネット上で簡単に完結するというのはそのありがたさを感じられるはずです

今後きっちりと改めて告知をして、多くの人に利用してもらえば、当事者にとってはとてもありがたいシステムになるのではないかと思います。

今後さらに利用が予定されているシチュエーション

ちなみにですが、今後はまだまだ下記のように「生活のさまざまな場面が便利になる予定」です。

それらの拡充に併せて、マイナポータルのほうでも機能がいろいろと増えていくのではないでしょうか。

  1. インターネットバンキングを利用時にマイナンバーカードでログインできる
  2. コンサート・ライブ会場への入場時にマイナンバーカードで本人認証できる
  3. マイナンバーカード一枚でさまざまなポイントを管理できる
  4. 出産時に母子の情報をマイナンバーで管理できる
  5. コンビニやマイナポータルで各種行政サービスの申し込み等ができる
  6. 年金支給者の生存確認がケーブルテレビからできるようになる
  7. 災害時等にスピーディな対応ができるようになる

 

どのようにマイナポータルを利用するのか?

では、次に上述したマイナポータルは「何で利用できて、どのような準備が必要なのか」、そういった点について紹介をしていきましょう。

どのような端末で利用することができるの?

では、これらはどのような端末で利用することができるのでしょうか?こちらも順次開始ということですが、下記のような端末での利用が予定されているようです。

  1. スマートフォン
  2. タブレット
  3. TV
  4. コンビニ端末
  5. 公共機関

 もはや、現代人にスマホは不可欠というほど生活の中に浸透しています。現在の10代の若者などは物心つくころからスマホやネットが身近にあったわけですから、スマートフォンで利用できるのはとてもありがたいことで、今後は必須の機能だともいえるでしょう。

動作環境について

ちなみにですが、こうした公的なサービスやソフト、それから銀行さんが提供するようなネットバンキング系のシステムなどもそうですが、動作環境が限定されていたり、条件がつくことが多いです。

マイナポータルもまさしくで、下記のようにいくつかの条件がありますので、基本的には参考にするようにしましょう。案外、動作環境から外れても動いたりすることも多いので、さして気にしなくてもよいかもですが。

マイナポータルを動かすために必要な環境
  • Windows 10、8.1、7(SP1)(ブラウザはIEが基本)
  • MacはmacOS Sierra、OS X El Capitan、OS X Yosemite、OS X Mavericks(ブラウザはSafariが基本

ログインにはJava実行環境、JPKI利用者クライアントソフト、マイナポータル環境設定プログラムが必要で、カードリーダーのドライバーソフトも最新版が望ましいとのことです。

パソコンが苦手な人には非常に難しい内容

この上記の動作環境については批判が少なくありません。上記の通り、マイナポータルを利用するためには「さまざまな条件をクリア」しなければなりません

Javaが必要だからインストールしてくれと言われても、多くの人がわからないかと思います。他にもわざわざカードリーダーを使わなければいけないとか、これだけChromeというブラウザが普及している現状において、IEが基本だと言われても、いろいろと困ってしまう人が多いはずです。

 

マイナポータルの普及を阻んでしまうのではないかを懸念

こうして小難しいことを言っている点で懸念するのは、「本当にみんなが使ってくれるのか?」ということです。マイナポータルは確かに便利な面もありますが、果たして上記のような動作環境を誰もが気軽にそろえられるかと言うと、かなり疑わしいというか、もうこれは無理だと言っていいでしょう。特に高齢者からすればパソコンすら苦手なのに、よくわからないソフトやらなんやらをインストールしろと言ってもはっきりいって難しいはずです。

動作のためにいろいろ準備するのも大変

それに冒頭のまとめでも紹介したように、現状ではログインするためのICカードリーダーは自腹で買わなければならないそうです。カードリーダーはものにもよりますが、おおよそ2~3,000円くらいの価格です。

決して安くはない価格ですが、それを個々人で買わなくて利用できないと言われて、果たしてどれだけの人が自腹をきってカードリーダーを購入するのでしょうか。その点にも大きく不安があります。

何のためにこんな小難しい設定をしているのか?

ただし、「開発側としても言い分」はあるようです。このような形になっているのは、まず何よりセキュリティの堅牢さを担保したいという思いがあったようです。確かに昨今、個人情報流出事件が多数起きています。そうしたことへの備えと言うのは必須でしょう。また、それ以外にも開発者側からの論理としてはいろいろとあるようです。

本格開始の2017年7月までの動きに期待

以上、2017年1月にとうとうスタートしたマイナポータルについて紹介しました。

非常に役立つ機能になる可能性もありますが、一方で上述のように課題も多数あります。本格稼動は2017年7月とまだ約半年間はあります。今ある課題をクリアして、どのように多くの人に使ってもらえるシステムになっているか、期待をしたいところです

 

内閣府運営の特設ページもあるので見てみよう

ちなみにですが、マイナポータルについて、「内閣府が紹介している特設サイト」があります。こちらでもマイナポータルの目的等が語られていますので、ぜひごらんになってみてください。

まずはマイナポータルのアカウントを作ってみるのがおすすめ

また、既にマイナポータルのアカウントは登録することができます。サイトへのリンクもありますので、上記を読んでまずはアカウントをつくってみようと思った方も、ぜひごらんになってください。

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。